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VPNが原因かも?PC休止⇒復帰でネット接続できない時の解消法

VPNはとても便利ですが、VPNを導入することでネット接続のトラブルにあうことは結構あります。
例えば、VPN接続したままPCを休止状態にしたあと、PCを休止から復帰させたらネットに繋がらなくなるというトラブルです。
この記事では、VPNを繋いだままPCを休止⇒復帰した時にインターネット接続できなくなる原因と解消方法についてご紹介します。
VPN接続したままPCを休止状態にすると復帰後にネットに繋がらなくなる
Windows updateなどの後によくあるトラブルです。VPN接続した状態でPCを休止にして、復帰させるとインターネット接続が出来なくなります。
原因は、VPNクライアントが復帰時にネット接続をブロックしているためです。
VPNクライアントはVPNが突然切れた時にDNSリークを防ぐためにネット接続をブロックする機能があります。
そのブロックが何らかの原因で誤動作していると考えられます。
VPNクライアントの不具合だと思っていいです。
VPN接続のまま休止から復帰した時にネットが繋がらない時
PCを再起動する
一番シンプルで確実なのがPCを再起動することです。でも、PCを再起動したくないから休止にしていると思います。なのでこの方法は最終手段になります。
PCを再起動しないでネット接続を復帰させる方法を見ていきます。
①VPNクライアントを再起動する
VPNクライアントが誤動作してネットワークをブロックしているので、VPNクライアントを再起動すれば直ります。
VPNクライアントが✖を押しても強制終了しても閉じてくれない場合があります。その場合は最後の手段でタスクマネージャーなどからアプリを強制終了します。
その後、ネットワークが繋ればよし、繋がらない場合もVPNクライアントを立ち上げると正常にネットワークが繋がる可能性があります。
②Windowsのネットワークアダプタを再起動する
Windowsの場合は、コントロールパネルから使用しているネットワークアダプタを再起動すると、ネット接続が再開されます。
wifiなどでも休止からの復帰でネットに繋がらないという現象がありますが、その時の対処方法と同じです。
ほとんどの場合はこの方法で復帰すると思います。
コントロールパネルを場合
①ネットワークとインターネットの設定を開く

②アダプターのオプションを変更する

③右クリック⇒無効にするを選択

④右クリック⇒有効にするを選択

コマンドプロンプトを使う場合
インターフェース名の確認
netsh interface ipv4 show interface
インターフェース名を指定して無効化⇒有効化
netsh interface set interface name="イーサネット" disable
netsh interface set interface name="イーサネット" enable
netsh interface set interface name="Wi-Fi" disable
netsh interface set interface name="Wi-Fi" enable
③VPNのクライアントソフトをアップデートする
Windows update後に不調になった場合は、VPNクライアントの不具合ですので、VPNクライアントのアップデートを待ちます。
まともなVPNプロバイダーであれば、Windows Update後に不具合があればすぐにアップデート版がリリースされます。
VPNクライアントのアップデートを行っても問題が解消しない場合
一度VPNクライアントをアンインストールしてから、再インストールするとアップデートが正常に反映される可能性があります。
例えば、ProtonVPNなどは、上書きアップデートではうまくアップデートされませんでした。
VPNと休止の相性が悪い場合は、VPN接続を解除してから休止する
ネット接続できないトラブル自体を回避する方法をご紹介します。
VPNと休止の組み合わせが不具合を引き起こしますので、休止前にVPN接続を解除すれば不具合は起きません。
いつ何時もVPN接続しておかないといけない場合を除いて、休止前にVPN接続を解除する方がトラブルは少ないと思います。
まとめ
休止から復帰した時にネットに繋がらないととても焦ります。今回ご紹介した方法で解決すると思います。
恒久対策はVPNクライアントのアップデートです。もし、アップデートが無い場合は、VPNプロバイダーの乗り換えなども検討する必要があります。
